離乳食

授乳の時間が決まって、生後2~3ヶ月頃になったら、ミルクだけでなく、薄めた果汁、野菜スープなどを飲ませます。最初は1さじずつはじめていきます。(嫌がるようなら無理強いしてはいけません)また、スプーンにも慣れさせていき、4~6ヶ月頃から、大人が食べているところを見て欲しがるそぶりを見せたら、離乳食をはじめていくといいでしょう。

  1. 毎日の食事時間を決め、生活リズムをつけていく。
  2. 食事は、本来おいしく、楽しく食べる物。無理に食べさせようとしない。
  3. いろいろな素材を使い、味覚の幅をひろげる。
  4. 栄養のバランスを考えて、メニューを工夫する。
  5. 市販のベビーフードを上手に利用する。(忙しい時や外出時は便利。ただし、毎日ベビーフードばかりを与えるのでなく、手作りのものにプラスするといいでしょう)
  6. 最初は、上手に食べられず、汚すのは当たり前ですが、食べ物や食器で遊ぶのはやめさせる。

卵・大豆・乳製品・魚・肉,野菜・果物,穀類・いも類

やはり離乳食もバランスが大事です。一週間単位ぐらいで上手に組み合わせていくと、赤ちゃんにもお母さんにも無理のない離乳食が作れます。

特に注意が必要な食べ物

  • はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため1歳頃までは食べさせないようにしましょう。
  • そば・さば・いか・たこ・えび・かに等は離乳後期までは控えましょう。

ごっくん期(生後5~6ヵ月)
ごっくんと飲み込むことに慣れさせる時期。なめらかにすりつぶした物を、1品1さじずつからはじめていきます。慣れるにつれて、量や種類を増やしていきます。嫌がってもあせらず、怒らず、一旦中止し、数日様子を見てから、再度トライしてみましょう。「おいしいね」など、たくさん話しかけながら楽しい雰囲気だと食が進みやすくなります。

もぐもぐ期(生後7~8ヵ月)
舌でつぶせるぐらいの固さのものを、1日2回しっかりと食べられるようにしていきます。だんだんと食べ物に対する興味も出てきますので、肉、魚、野菜、果物をバランスよく取り入れ、薄味に調理します。

かみかみ期(生後9~12ヵ月)
歯ぐきでかめる固さのものを、1日3回食べられるようにしていきます。大人の食事を少し柔らかくしたり、小さくすればだいたいのものが食べられますが、濃い味付けや辛いものは与えないようにします。また、自分で食べようという意欲も出てきて、手づかみで食べようとします。汚れるからとやめさせず、手で持って食べられる(パン、おにぎりなど)を渡しておいて、タイミングを見計らって、その他のものをスプーンで与えたりします。食べる気がなく、食べ物で遊んでいるようなら、さっさと片づけましょう。