妊娠チェック

「体がだるい」「眠気がある」「微熱がある」など、体調の変化を感じたら妊娠の兆候かもしれません。
妊娠前の注意点から、妊娠検査薬の使い方まで、妊娠チェックに関する情報をご紹介します。

妊娠前から気をつけたいこと

  1. 基礎体温をつける。
  2. 生理の周期を把握する。
  3. 栄養のバランスがとれた食事をとる。
  4. たばこ、アルコールを控えめにする。
  5. 薬を飲む場合も、妊娠の可能性があるときは、
    医師にきちんと伝え、指示を仰ぐ。
  6. 風疹に免疫があるか前もって調べておく。(妊娠初期にかかると胎児に異常がでる場合がある)

体温計

妊娠のサイン

  • 生理がとまる。(1週間以上遅れたら
    要チェック)
  • 基礎体温の高温期が2週間以上続く。
  • においに敏感になる。
  • 強い眠気におそわれる。
  • 尿が近くなる。
  • 乳房、お腹、腰が張る。
  • 体がだるい、熱っぽい状態になる。
  • 胃がもたれる、むかつくなど、つわりのような症状がでる。

女性

症状には個人差がありますので、「もしかして?」と思ったら、早めに市販の妊娠検査器や病院で診断してみましょう。

妊娠検査薬について

妊娠がわかる仕組み

陽性:妊娠している 陰性:妊娠していない

妊娠すると、胎盤ができその胎盤から、HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンが分泌され、尿中に排泄されます。
妊娠検査薬とは妊娠して分泌される尿中のHCGを検出するものであり、あくまでも妊娠の補助的な検査として使われています。
検査時期が早いと、妊娠している、していないにかかわらず陰性になります。
妊娠のごく初期ではホルモンの分泌は非常に少ないので尿中のHCG濃度は薄く、この検査薬では検出できず陰性になってしまうからです。
生理が規則的な人では予定日の1週間後頃になると、ホルモンの分泌は増えてくるので陽性の反応が出ます。

基礎体温の動き

妊娠を臨む場合
排卵後の卵子の寿命は2時間で、精子の受胎能力は平均3日といわれています。ですから、排卵日と排卵日前の3日間と排卵日後の1日が最も妊娠しやすい時期と言えます。
妊娠を避けたい場合
最も妊娠しやすい5日間を注意すればよいわけですが、精子が3日以上受胎能力を持つ場合や、卵子が2日以上生きる場合もあるため、高温期に入って4日目から次の月経までの間が妊娠しにくい時期といえます。

基礎体温の動き